2016年8月9日火曜日

「ゲンシシャグループ」構想

 こんにちは。猛暑日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?

 さて、現在わたしRyuugokuが運営している「書肆ゲンシシャ」ですが、その将来の展望について書かせていただきます。これまで何度も企画倒れと挫折を味わってきた私ですが、今回ばかりは本気ですので、戯れ言だと聞き流さず、どうか最後までお付き合いください。

 今は「書肆ゲンシシャ」、ネット上では単に「ゲンシシャ」 と呼ばれているこの施設。
 驚異の陳列室をテーマに本や珍品を並べてみたものの、スペースが手狭だったり、なんだったりと上手く機能しているとは、正直言えません。けれどもネット上での広告宣伝のため「ゲンシシャ」は徐々にですが浸透しつつあると、手応えを感じています。

 もともとこの「書肆ゲンシシャ」は、 Ryuugokuのコレクションを展示するという趣旨の他に、別府に文化施設を作るという思いがあって成り立ったものですが、最近弱気になっていることもあり、イマイチ機能していません。
 「書肆ゲンシシャ」は古本屋として、出版社として、カルチャーセンターとして成立していますが、古本屋機能はまだしも、出版社は資金面から、カルチャーセンターは場所の関係で、進展していません。これには私の怠惰な面が如実に現れており、反省しているかぎりです。

 そこで、この現状を打破すべく、「ゲンシシャ」を「書肆ゲンシシャ」のみならず、「シアターゲンシシャ」など、グループ化した上で、書店のみならず、映画や美術の分野にも積極的に乗り出していきたい、そう考えるようになりました。
 今でも「書肆ゲンシシャ」には、プロジェクターとスクリーンがあって映画上映会も充分開けるようになっています。 まずはこれを利用して「シアターゲンシシャ」発足とさせていただく次第です。
 そして将来的には場所を探し、「シアターゲンシシャ」という名の施設を開設したいと考えています。

 多角経営は企業が失敗するもとだということは充分承知しております。
 しかし相乗効果を目指す上で、 新しい事業を始めるのが有効だということも確かです。

 「ゲンシシャ」ブランドを高めること。それが「書肆ゲンシシャ」設立以来わたしが目指してきたことです。まだ気の早い話かもしれませんが、こうした意気込みのもと運営していることはお分かりいただきたいと思います。

 「ゲンシシャ」は新しい視覚をみなさまにもたらすために活動しております。